Senses Working Overtime BBS Vol.3



[119] wさん ジャーナル(その2) Name:w Date:2018/03/06(火) 03:24 [ 返信 ]
前スレッドが返信数100件でFULLになりましたので、続きのスレッドを立てました。自分で「wさん」と打ち込むのは大いに間抜けですが、連続性重視でこの題名にします(笑)。

さて、2018年のアカデミー賞が終わりました。本命視した「スリー・ビルボード」は作品賞には届かず、対抗の「シェイプ・オブ・ウォーター」が受賞。予想としては当たらずとも遠からじというか、でも順序立てて振り返ればなるほどという結果だったと思います。。

・アカデミー作品賞は4年連続してインディペンデントスピリット賞作品賞と一致

アカデミー賞前日の3/3に発表になったインディペンデントスピリット賞は「ゲット・アウト」が作品賞受賞。

・アカデミー作品賞は過去5年すべて脚本賞または脚色賞受賞作のどちらかが受賞

脚色賞は「君の名前で僕を呼んで」が受賞、脚本賞の方は「スリー・ビルボード」「シェイプ・オブ・ウォーター」「レディ・バード」「ゲット・アウト」の中からまたまた「ゲット・アウト」が受賞でさらに一歩前身。

・アカデミー作品賞は監督賞受賞作と過去5年中4回は不一致。ただしその4回は全て、監督賞を逃した作品が脚本賞または脚色賞のいずれかを受賞している場合。(訂正)

「シェイプ・オブ・ウォーター」が期待通りに監督賞を受賞。
逆に「スリー・ビルボード」は取ると想定していた脚本賞を外した上に監督賞にノミネートしてないので、完全に脱落。

・2003年から14年連続して、監督賞・脚本賞・脚色賞の受賞作のどれかが作品賞も受賞。

これで「シェイプ・オブ・ウォーター」「ゲット・アウト」「君の名前で僕を呼んで」に絞られました。
さらに前哨戦の結果からは、全米製作者組合賞(PGA)を制した「シェイプ・オブ・ウォーター」か、インディペンデントスピリット賞を制した「ゲット・アウト」のどちらかに。

最終的には、去年の「ムーンライト」と同様の黒人監督作品だが少々ホラーコメディ色が強かった「ゲット・アウト」よりも、モンスター映画ながらも去年の「ラ・ラ・ランド」の敵討ちを期待させる「シェイプ・オブ・ウォーター」が、今年のアカデミー会員にはより好まれたのかな、と考えました。

(追記:「シェイプ」が作品賞から敬遠されそうだと潜在的に不安視してしまった理由はなんだろうと振り返ると、なぜかあの「E.T.」でさえ作品賞を取れなかったという歴史的事実の重圧のせいだと思い当たりました。この35年間(!)でハリウッドもここまで「成熟」したのだ、と痛感した次第です。)

ちなみに先週末は「シェイプ・オブ・ウォーター」「ブラックパンサー」「15時17分、パリ行き」「聖なる鹿殺し」「ハッピーエンド」を一気に観賞。「シェイプ・オブ・ウォーター」は当然「ヘルボーイ」のエイブ(中の人も同じダグ・ジョーンズ)と同じく"大アマゾンの半魚人"オマージュでしたが、最終的にはやっぱり「パンズ・ラビリンス」級かという浪漫と悲哀の箱庭劇に思わず涙が迸りました。「ブラックパンサー」での「ライオンキング」から「バーフバリ」までをカバーする王道活劇を下敷きとしつつ「ウィンターソルジャー」同様に現代的ポリティカルムービーを構築させる手腕に唸りました。「15時17分」はすべての"寄り道"はラスト30分のための啓示だったとして収斂させるという奇策にびっくり。途中まで"この映画はいったいどう収拾つけるんだ"と思わせた挙句だったので恐れ入りました。残り2作は流石の不条理ぶりというか貫録の後味の悪さというか。前者の題名はチミノのアレを示唆していたのかと気付かせるのは終盤になってからという底意地の悪さ。後者では前作「愛、アムール」からの隠された連携性がこれまた終盤で露わになる以上、題名への苦笑いを要請してきてるなと感じてしまい、ますます嫌な気分になりました、と褒めておきたいです(笑)。


スレッド記事表示 No.119 wさん ジャーナル(その2) w 2018/03/06(火) 03:24 [ 返信 ]
   ┣No.120 RE:wさん ジャーナル(その2) ぱと 2018/03/14(水) 17:42
   ┣No.121 いよいよセンバツ w 2018/03/23(金) 04:08
   ┣No.122 2018年1月〜3月に劇場で見た映画 w 2018/04/12(木) 05:02
   ┗No.123 4月は大作続き w 2018/04/27(金) 01:23

  




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